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メニム一家の物語 北通りの骨董屋 [本]

北岸通りの骨董屋―メニム一家の物語 (メニム一家の物語 (4))

北岸通りの骨董屋―メニム一家の物語 (メニム一家の物語 (4))

  • 作者: シルヴィア ウォー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 単行本
ブロックルハースト・グローブの屋敷の主として人間同様に暮らす等身大の見事な人形たち。
しかし創造主ケイトの霊は、メニム一家を置き去りにしていってしまう。
残された家族の運命は…。

この話は、今まで読んだメニム一家シリーズの中で一番悲しい内容でした。
メニム一家が住んでいるブロックル・ハースト・グローブ五番地の屋敷は、マグナス卿もしくはジョシュアが毎年10月1日にその屋敷に住んでいると言うサインを陳述書にすることで住むことを許されていた。彼らが死んだり引っ越したりしたとき、屋敷は遺産相続人であるジェニファ・グラッドストーンのものになる。
ジェニファの娘ローナは、この住人達に不信を抱いた。ちょっと長生きではないか?と。
そこでマグナス卿もしくはジョシュアの出生証明書を陳述書と一緒に提出するよう弁護士事務所から手紙が届く。
この手紙がメニム一家の運命を変えた。ケイト・ペンショウが創った人形に出生証明書などあるはずがない[exclamation]
そして彼らが取った行動は…。

この本を読んだらすぐに、最終巻の『丘の上の牧師館』を読むことをお勧めします。
必ず、この本で終わらないで下さい。私も今読んでいるところです。

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