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鏡のなかの迷宮 [本]

鏡工房の弟子となったメルレとジュニパ。小さな偶然が重なりあったとき、ふたりの運命は思いもかけない方向へと転がりはじめる。人魚の棲む水の都ヴェネチア。かつては栄華をきわめたこの街も、エジプト軍に包囲されて、はや30年。「水の女王」の不思議な力でなんとか自治を守っていたが、地獄の使者の到来をきっかけに、保たれてきた均衡がゆらぎはじめる。魅惑の水上都市を手に入れるのは、だれなのか?そして、いったい「水の女王」とは…?魅惑の水上都市ヴェネチアをめぐってくりひろげられる華麗なるダーク・ファンタジー第1部。
サイは投げられた!メルレは黒曜石のライオンとともに、地獄の都へ。伝説の大どろぼうゼラフィンは、仇敵ダリオと再会し、奇妙な館へと招かれる。しかしそれぞれの試練は、巨大なパズルのピースのひとつにすぎなかった。もつれあう秘密の先にある真実がすこしずつ明らかになる待望の第2部。
やっと会えた親友ジュニパの裏切り、そしてバーブリッジ教授が別れぎわに残した謎の言葉…・。ついに明かされるメルレ出生の秘密。厳冬のエジプトで待ちうける驚くべき真実とは!? シリーズ完結編。

この物語は、私の中では80点くらいだった。タイトルで期待して読んだけど、メルレの秘密は第一巻で何となくわかり、第二巻でほぼ確信し第三巻でやっぱりと納得。そしてこの完結編で起こる意外な結末に涙を流さずにはいられなかった。他に何か方法はなかったのか・・・!


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